重い病気を患う14歳の少女、雪宮雫。幼い頃から長くは生きられないと言われてきた。ある日、雫の元に一人の死神、クロウが現れ、残り数日の命を宣告する。クロウにはどうしても楽しみで見たいものがあった。それは、死を宣告された人間が絶望していく顔。ところが、雫は長い闘病生活の末生きることを諦め、数日の命と知っても絶望することはなかった。クロウは考え、気付く。人間は生きたいと思うからこそ死に恐怖し、絶望する。
クロウは、雫の命を狩る前に「生きる喜び」を教えようと考える。
…全ては「死の絶望」を与えるために――。
ZWEiが提案するノベルゲームの新ジャンル、「クリックシネマ」第1弾。全編イベントCGにより物語が展開。まるで「映画」を観ているような感覚で楽しめるゲームです。